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攻撃が主体の画期的な指し回し
新感覚派「‟堂々”中飛車作戦」
(「週刊現代」で連載されていた 「将棋 ハイパー実戦塾」 より)
従来の振り飛車は、
居飛車側からの攻めをしのぎつつ
反撃をめざすのが作戦の主流でした。
しかし、
序盤早々から位を取り、
‟堂々と”攻めまくるのがこの戦法。
(位を取ると言っても、ゴキゲン中飛車とは違います。)
今回は、この「‟堂々”中飛車戦法」をご紹介します。
<初手からの指し手>
▲7六歩 △3四歩 ▲6六歩 △8四歩 ▲6八銀 △6二銀
▲6七銀 △5四歩(第1図)
この戦法は最初から中飛車にするのではなく、
まず第1図のような形からスタートします。
ここで▲6八飛や▲5八飛ならごく普通の振り飛車ですが、
この戦法は名称にそぐわぬ指し回しをします。
TO BE CONTINUED…