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再び第２図から、
第２図以下の指し手②
△５五角 ▲同 飛 △３三角 ▲５九飛 △４二銀 ▲８五歩
△同 飛 ▲７八金 △６四歩 ▲６六銀 △７四歩 ▲７七桂
（第４図）
後手は何とか局面を収めようと角を交換しますが、
▲同飛と応じた手が次の▲８五飛を見て再び先手。
△３三角は、▲８五飛なら飛車交換の後
△８八歩の桂取りを見せた苦心の一手です。
もちろんそんな手は食わず、
角を打たせたことに満足して悠々▲５九飛と引き揚げます。
以下は▲６六銀～▲７七桂と左翼の駒が使える順となって
先手が優位に立った局面と言えるでしょう。
なお、△８五同飛で△８八歩は
▲７八金△８九歩成▲同飛と桂は取られますが、
次の▲８四歩が受け難く先手十分です。
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