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「角頭歩突き戦法」は、
いかにも奇襲といったイメージがありますが、
米長先生はこれを中原先生とのタイトル戦（王将戦）
にも採用しました。
この時、これに対して中原先生は
△４四歩（下図）と角交換を避け、
“角頭歩突き”を相手にしない作戦を採ります。
△４四歩の一手で、奇襲は不発に終わりました。
これ以来、米長先生は“角頭歩突き”を指していません。
これで、「角頭歩突き戦法」は終わったかに見えましたが、
その後「新角頭歩」という作戦が出ます。
それは、また次回…
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